検定のポイント |
検定を受けるときの疑問と、ポイントを紹介します。 |
■■時間配分■■
とにかく時間内に終わらせることが最優先です。時間内に課題を終わらないと失格です。
途中ハプニングがあってもあわてないように時間配分を決めて練習しました。普段の練習ではタイムを図りながら練習しました。
最後の一ヶ月間は通して練習します。だいたい自分のペースがわかるので、ポリッシュに15分、アートに6分、修正に7分といったぐあい。
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時間内に収めて後でチェック。そしてまた練習。
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■■ケア■■
ケア中に特にチェックされるのがプッシャーとニッパーの使い方です。動かし方はもちろんですが、一番見ているのが支えがきちんとできているかどうかだということです。支えがおろそかにならないよう、十分注意しました。
ファイルの後にバリがでますが、ちゃんとした角度でファイルが当たっていると、ガーゼクリンの際に簡単に落とせるみたいです。私はファイルがけが下手なせいか、わりとバリに苦戦しました。前半試験ではウォッシャブルファイルは使用不可ですが、バリを取り除くためにシャークを使用してもよいと先生に言われました。(実際は使用しませんでした)
■■カラー■■
キューティクルのギリギリまで塗る。(キューティクル際は滑らかであること)
エッジを塗る(はみ出し禁止)スキンダウンをしっかり。焦らず丁寧に、迅速に。2度塗り目は厚みを持たせる。たっぷり塗る。(わりとポリッシュが流れて塗りムラが減少します)トップコートはエッジまで塗る。(ムラははっきりとわかる)
■■アート■■
テーマがいつも漠然としていて、なおかつ赤ポリに映えるアート。私はモチーフを決めたらひたすらハンド君で練習。本番であわてないように、デザインを決めて練習しました。
特にモデルさんの爪のサイズに合わせたチップで練習することが大切です。
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ハンド君には毎日お世話になりました。
アートはモチーフを決めてから練習。 |
■■前日の仕込み(カラー)■■
ポリッシュオフを素早くすませようと当日に会場周辺で塗っている方や、トップコートをしてこない人もいますが、結構モデルさんの事前審査は細かくチェックされます。試験官によってはモデルさんの手を掴んで、じーっと見ていきます。その場で減点される人もいます。ここは正直に前日塗布をおすすめします。(においとか、表面の硬化の具合で一目瞭然みたいです。)
■■前日の仕込み(チップ&ラップ)■■
チップは予めサイズをチェックしたものを数個持ち込みます。Cカーブは前日に仕込みました。ここで仕込みが許されるのはCカーブとコンタクトゾーンのみ。チップの表面や側面を削ると減点されます。
シルクは予め爪の大きさに合わせてカットしておいてOKです。
■■モデルさんの爪が折れる■■
当日一週間前でモデルさんの爪がストレスポイントからパックリ亀裂が入ってしまいました。フリーエッジは2mm程度で繋がっているだけです。しかも2本。。。リペアは2本までが規定だったので、ラップをして当日を迎えました。
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前日のカラーリング。
カットスタイルはスクエアオフ
Cカーブの仕込み |
■■本番当日の服装■■
なるべく毛羽立ちがない服を選びました。モデルさんにもお願いしました。ポリッシュを塗るとき繊維がでるといけないので。。。あとは作業性の問題。みんなファッショナブルですが、ネイリストとしての礼節をわきまえた服装をした方が賢明かと。。。
エプロン、マスクの着用は義務付けられていません。していない人の方が多かったです。
髪の毛は顔にかからないようにピンで留めます。試験前にアナウンスもされます。服装も減点対象ですので注意しましょう。おでこを出すのに躊躇する人もいますが、たった1時間20分の間だけなので我慢、我慢。
■■受験生は爪はどうするのか■■
受験生は「ネイリストにふさわしいケアをしていること」ということが条件です。カラーをしていなくても、スカをしていなくても問題はありません。わたしはナチュラルで受験しました。(若い受験生はわりと派手なネイルアートを施していました。)
ただ受験前はなるべく手に怪我をしないように気をつけました。
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■■忘れ物チェックはしっかりと■■
本番の最中のことだとは思いますが、道具の貸し借りは禁止です。ましてや会場にも売ってないです。私は忘れ物のチェックリストを作りました。
また21回検定から受験票を忘れたら受験できなくなったそうです。
意外と忘れやすいのはゴミ袋を貼るセロテープやチップラップ時に使用するビニールシート。筆記試験の道具。
前日や当日に忘れ物チェックをしたのはいいけれど、かばんにしまい忘れてた!なんてこともよく聞きます。。。
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